2016年 5月 16日
現在㈱中沢機械店にはバルトラのスモールシリーズのN3が2台あります。
それぞれデモをやっておりまして、N103(111馬力)が白滝で、
N123(135馬力)が留辺蘂で、違う作業でお客様に使って頂いております。
今回レポートするのは留辺蘂町、滝の湯共撰様です。いつもお世話になっております。
作業は芋のセパレータです。正直僕はセパレータと聞いて、「どんな作業ですか?」
というのが本音でしたが、お客様は親切に教えてくださいました。
話によると、「セパレータ」とは、つまり土塊や石を畑から取り除く作業(機械)のことです。
それを行ってから芋を植え付けることによって、植えられた芋の生育が土塊や石に邪魔されることなく、
収穫時にも打撲が減り、結果歩留まりが高まるということです。
これは効果の実証された栽培方法で、「ソイルコンディショニング栽培」というそうです。
画面の向かって左側がセパレータ後、右側がセパレータ前です。
ちょっと分かりづらいかも知れませんが、かけた場所は土塊や石が除かれ、土がふわっとしています。
見るからに健康な作物のとれそうな土が出来上がりました。
この栽培法は、芋を扱う全ての農家様が行っていることではありません。
比較的先進的な、大変なコストをかけて行われていることです。
その大切な作業に当社のトラクターを使っていただいて、大変勉強になります。
どうか無事に作業が終わって、お客様の思った通りの植え付けが完了しますように。
ありがとうございました。