2016年 9月 29日
ちょっと時を遡るのですが、去る9月20日、
僕は弟子屈にいました。今回の目的は
前パワーハロー+後ドリルのコンビマシンで、
麦の播種を行おうというものです。
ご覧のコンビです。今回はフランスで高いシェアを誇るSULKY社製の
ものをデモに使用しました。
写真手前の男性が弟子屈の農家様で、平岡様です。
遠路当社を訪ねて下さって、「コンビマシンを使ってみたい」と
お申し出頂いたのがきっかけで、今回のデモに至りました。
ちなみに今回の接続具合は上の通りです。Aヒッチを使わないパターンです。
パワーハロー側に受けが合って、そこにドリルをかませ、それからトップリンクで
つなげる、といった感じですね。
そして、それを実際に走らせた様子が下です。
ちなみに、ちょっと分かりづらいのですが、
土の上に無数の白っぽい小さい石が点在しています。
これは軽石だそうです。僕も他の地域では聞いたことがない特徴です。
この軽石が案外悪さをするそうで、これがあることによって、
刃の減りが速かったりするのだそうです。
SULKYやLEMKEN(独)は耐久性にも定評があるので、
こういった圃場でもきっと長もちすると期待したいものです。
この時期になって、コンビドリルの問い合わせが増えました。
コンビにすることによって、単に作業時間が短縮になるだけでなく、
発芽率が上昇すると評価する農家様が多いのです。
実はこの日、弟子屈以外の場所へもコンビドリルの作業で訪れました。
こちらは清里町・志賀農場様です。
こちらでデモしているコンビドリルはこんな感じ。
Aヒッチを使うタイプですね。
先ほどとは違い、パワーハローとドリルをAヒッチでつないで、
後は同様にトップリンクで固定、調整です。
こちらも麦の播種です。
やはり播種は1年を占う重要な作業なので、調整には時間がかかります。
が、一度調整してしまえば、作業の精密さの向上と、時間の短縮を狙えます。
写真向かって右の男性が志賀様です。
こちらでの動いている姿が下です。
こういったコンビで、麦に限らず、大豆や蕎麦も蒔けます。
せっかく今回デモで使って頂いたので、
発芽する頃にまた是非伺って、結果を見るのが楽しみです。
今回デモにご協力頂いた平岡様、志賀様、ありがとうございました!